微積分と物理​/積分 の変更点

Unity学習帳2冊目微積分と物理 / 積分 の変更点
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11: 2015-04-23 (木) 11:25:23 osinko ソース 現: 2015-04-26 (日) 00:36:29 osinko ソース
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***Δ(デルタ) [#q1cc3de6] ***Δ(デルタ) [#q1cc3de6]
 +#jsmath
 +「デルタ(Δ)」これは変化量を表現した記号。変数の前につけて、その変数の微小な変化や差分(difference)を表す
 +数学記号として「d」で表されることも多い。
 +たとえばA地点とB地点があって、その間の変化の量を表現する変数の先頭に付ける
 +&ref(17cabc1ac99783cb46b97843d047862f.jpeg);
 +この変化は、どんな型であっても良い。例えば「時間」であっても良いし「距離」であっても良い
 +時間なら一般的に\(Δt\)(tはtimeの略) 、距離なら\(Δh\)や\(Δx\)(hはheight、xはx軸)、ラジアンなら\(Δ\theta\)(θはsinやcos関数などで利用できるラジアン)等がある
 +(もしくは数式内で、\(dt\)、\(dh\)、\(dx\)、\(d\theta\) 等と表されることもある)
 +unityにはTime.DeltaTimeという使用頻度の高いプロパティが存在しますが、この「Delta」は微小な変化量ですよ、という事を私たちに知らせている
 +もしコードを書くときに値に微小な変化量の意味を持たせたければ変数の名前の先頭にdやDeltaをつけると他人に理解しやすいコードになります
 +
 +区分求積法ではグラフに対して区分数が多いほど精度が向上する事が判っています
 +最終的には、その一区分の"横軸の長さ"を究極的に小さくする事が求められます
 +例えば \(f(t)=9.8t\) の区分求積法の場合一つの区分の面積は以下の図のように求められます
 +&ref(integral7.png);
 +グラフの横軸は時間 \(t\) によって定まりますが、\(Δt\) と書く事により読み手に(最終的には極限的な)微小な時間を対象としている事を伝えます
 +上記の図を例に考えると \(Δt=1\)、計算範囲を表す \(t=4\)。区分の総数は \(\frac { t }{ Δt } =\frac { 4 }{ 1 } =4\) 個となり
 +4番目の区分の面積は \(9.8\times Δt\times n\times Δt\quad \rightarrow \quad 9.8\times 1\times 4\times 1\quad =\quad 39.2\) となります
 +
 +***Σ(シグマ:総和) [#v224ec0d]
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**極限[#vac7435d] **極限[#vac7435d]
-**積算とΣ(シグマ) [#aa635f1a]+
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