微積分と物理​/積分 のバックアップ差分(No.7)

Unity学習帳2冊目微積分と物理 / 積分 のバックアップ差分(No.7)
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6: 2015-04-21 (火) 20:17:04 osinko ソース 7: 2015-04-21 (火) 20:47:45 osinko ソース
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面積を求める事によってどのような事が可能となるのでしょうか? 面積を求める事によってどのような事が可能となるのでしょうか?
日常でも、ある目的地に向かって車でドライブする時、その目的地までの距離を想像する場合、無意識に面積の計算を我々はしています 日常でも、ある目的地に向かって車でドライブする時、その目的地までの距離を想像する場合、無意識に面積の計算を我々はしています
-たとえば車の平均時速が \(40km/h\) だったとして目的地が \(5h\) 時間かかる場所だったとすると \(40km/h\times 5h=200km\) という長方形の面積の計算を無意識にしている事になります+たとえば車の平均時速が \(40\)km/h だったとして目的地が \(5\)h 時間かかる場所だったとすると \(40\)km/h \(\times 5\)h\(=200\)km という長方形の面積の計算を無意識にしている事になります
グラフにすると以下のようになります グラフにすると以下のようになります
&ref(integral1.png); &ref(integral1.png);
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例えばアクセルべた踏みで加速していく車があったとします。この車にはブレーキが無く永遠に加速していくとして 例えばアクセルべた踏みで加速していく車があったとします。この車にはブレーキが無く永遠に加速していくとして
-この加速する度合い、加速度\(a\)が \(9.8m/s\) だったとした時(\(a=9.8\))、速度\(v\)の関数式は、\(v=9.8t\)となります+この加速する度合い、加速度\(a\)が \(9.8\) m/sだったとした時(\(a=9.8\))、速度\(v\)の関数式は、\(v=9.8t\) m/sとなります
この車の\(4\)秒後の位置が知る必要があるとして、これをグラフで図にすると以下になります この車の\(4\)秒後の位置が知る必要があるとして、これをグラフで図にすると以下になります
&ref(integral2.png); &ref(integral2.png);
この赤い領域の面積を求めれば、この速度の関数から4秒後の車の位置が得られそうです。面積の形を見ると直角三角形なので簡単に求められます この赤い領域の面積を求めれば、この速度の関数から4秒後の車の位置が得られそうです。面積の形を見ると直角三角形なので簡単に求められます
-4秒後の車の位置は\(\displaystyle \frac { 底辺\times 高さ }{ 2 } =\frac { 4\times 9.8\times 4 }{ 2 } =78.4\) となります+4秒後の車の位置は\(\displaystyle \frac { 底辺\times 高さ }{ 2 } =\frac { 4\times 9.8\times 4 }{ 2 } =78.4\) mとなります
積分必要ないですね・・・今回はたまたま直角三角形の面積を求める事で解決できましたが、これが曲線が混じったグラフの場合、このやり方は通用しません 積分必要ないですね・・・今回はたまたま直角三角形の面積を求める事で解決できましたが、これが曲線が混じったグラフの場合、このやり方は通用しません
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