3: 2016-02-27 (土) 02:07:09 osinko |
現: 2016-03-04 (金) 03:07:54 osinko |
| これを論理の「p→q」に当てはめ考えると一つの定義で4つの真偽が得られる | | これを論理の「p→q」に当てはめ考えると一つの定義で4つの真偽が得られる |
| | |p&br;学生|q&br;人間|p→q&br;\(\neg p\vee q\)|真偽| | | | |p&br;学生|q&br;人間|p→q&br;\(\neg p\vee q\)|真偽| |
- | |①|真|真|真|(学生である)かつ(人間である)ものは存在するだろう| | + | |①|真|真|真|(学生である)かつ(人間である)| |
- | |②|真|偽|偽|(学生である)かつ(人間でない)ものは「学生ならば人間である」という主張から矛盾した存在である| | + | |②|真|偽|偽|(学生である)かつ(人間でない)ものは「学生ならば人間である」という主張から矛盾している| |
- | |③|偽|真|真|(学生でない)かつ(人間である)ものは主張から矛盾せずに存在するだろう| | + | |③|偽|真|真|(学生でない)かつ(人間である)ものは主張から矛盾しない| |
- | |④|偽|偽|真|(学生でない)かつ(人間でない)ものは主張から矛盾せずに存在するだろう| | + | |④|偽|偽|真|(学生でない)かつ(人間でない)ものは主張から矛盾しない| |
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| ''&font(Red){仮定pが成り立たない場合は全て真。仮定pが成り立ち結論qが成り立たない時のみ偽};'' | | ''&font(Red){仮定pが成り立たない場合は全て真。仮定pが成り立ち結論qが成り立たない時のみ偽};'' |
| ④\(学生\left( 犬 \right) \rightarrow 人間\left( 犬 \right) \) | | ④\(学生\left( 犬 \right) \rightarrow 人間\left( 犬 \right) \) |
| 学生でない犬は人間でない | | 学生でない犬は人間でない |
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- | 問題②は主張が矛盾していると判断できる状況を示している。「学生ならば人間である」という主張から矛盾した事実を考えてみると・・・ | |
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- | <事実> | |
- | \(学生\left( 学習型AIプログラム \right) = 真\) | |
- | \(人間\left( 学習型AIプログラム \right) = 偽\) | |
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- | といったものが考えられる。この仮定や結論の関数によって作られた命題は「学生ならば人間である」という主張を否定する(主張から違反している)。ゲーム制作ではファンタジーが許される状況がある。ファンタジーを許容するなら、これはコントのネタやアニメ、ゲームキャラクターの素性等を考える際に便利な思考法であるとも感じる | |
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- | <事実> | |
- | \(学生\left( メカ宇宙人 \right) = 真\) <ありえないがそういうものを「真」として扱う事で今まで無かったものが表現できるかもしれない> | |
- | \(人間\left( メカ宇宙人 \right) = 偽\) | |
- | \(学生\left( 人魚 \right) = 真\) | |
- | \(人間\left( 人魚 \right) = 偽\) | |
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- | ②は法律や規律という主張から違反する事もあるが人を楽しませる力を持つ事もある | |
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| **論理「p →q」のC#コードでの使われかた [#n2c706e9] | | **論理「p →q」のC#コードでの使われかた [#n2c706e9] |
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| 主張する論理に違反している命題を検出する際に論理「p →q」は非常に有効に機能する | | 主張する論理に違反している命題を検出する際に論理「p →q」は非常に有効に機能する |